「自分の人生を歩く」 日々徒然日記

「自分の人生を歩く」 日々徒然日記

行ってみた、やってみた、食べてみた、見てみたことを書き連ねるブログ。主にアニメ・マンガ・ゲーム・観光地・外食の感想中心

まだまだ続くよ不眠症。中途覚醒という響きがかっこいいスキルを持った俺が試したこと。【熟睡したい!】

以前もというか、何度も書いているが、夜中に起きることが多い。ほんっと小動物かってぐらい多い。

 

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どのくらい眠りが浅いかというと、自分が寝てるときにしたオナラの音で起きてしまうほど。嫁は爆笑してたが。

 

眠りが浅くなったのって、実家を出てからなんだけど、ようやく一つの答えを見つけたような気がする。

 

仕事で悩んでストレスを抱えた時期だったから、そっちが問題で不眠症になったのかと思っていたが、それとは別にブクブクと太り始めた時期でもあった。

 

嫁と同棲してからは、ケガをしてはまずいと長年やっていたサッカー、フットサルを辞め、夜中に帰ってきてはご飯と夢をモリモリ食べてたんだよね。森脇健児ぐらいモリモリしてた。

 

そしたら10kgぐらい太った。SMAPもびっくり。Dynamiteなバディ、でもいいんじゃない?いや、よくねーよ。

 

スーツを履くとプリケツ。

 

アイススケートの選手かってぐらいプリケツ。もう、間違いなく安産。どこかで買ってくるお守りよりずっとご利益があるんじゃないのってほどプリッとしてる。

 

太る前はいびきをかいてたりした記憶がない。もちろん、嫁に指摘されて初めて気が付いたんだけどね。実家にいたときは自分の部屋には自分しかいなかったし、誰も指摘する人いなかったし。太ってからか、定かではないけど。

 

でもなんかそんな気がする。

 

太って、首回りに脂肪がつきだした。脂肪遊戯ってぐらい、首元で遊んでる。

 

暗くなったから早く帰ろうってママが言ってるのにもかかわらず、ずっと遊んでる模様。

 

なんならブランコにぶら下がってんじゃないかってぐらい、たるんでる。

 

そりゃ空気も吸いづらくなるよね。枕が問題ってわけじゃなく、気道が確保できなくて、苦しくて寝返りをうったりするようになり、寝相が悪くなり、布団がはだけて起きたり、枕から外れて起きたり。

 

王大人だったら、「脂肪確認!!」とか言ってるレベル。

 

塾長ならフンドシ一丁で大気圏に突入しているレベル。

 

そんな悪循環に陥ってるんじゃないかなって思ってきた。

 

だから本格的に痩せようと思います。もちろん今までもやってきたけどね。去年の健康診断より、5kg痩せた。超気持ちいい。今まで生きてきて一番幸せ・・・・ではないけど。

 

昨日、今日と夜ご飯はお粥を作ってもらった。本厚木にあるオカユスタンドに行って、調査してからにしようって言ったのに、ノーモーションでおかゆだしてきた。さらにノールックだったんじゃないかなって思うぐらい予想外。

 

ロナウジーニョもびっくり。

 

でも結構おいしかったし、梅干しとかシラスとか、イカ明太とかもおかずであったので、合わせ技、一本ってぐらい、きれいに味がまとまってた。ちょーおいしい。

 

んで、意外に満腹中枢を刺激するので、後で何か食べようって気がしない。

 

どんどん運動して、夜はカロリー低いのを食べて、バシバシ痩せたい。

 

ただ本当に痩せるだけが問題か分からんし、痩せるまでずっとこの生活なのか?って思うと憂鬱で仕事行きたくないし、とっとと辞めたいので、枕を色々変えてみた。

 

まずはおなじみのそば殻枕。

 

そば殻のメリットは俺好みの固さ。中身がパンパンにつまってるそば殻だと首が支えられてる気がして、仰向けの姿勢が楽なんだよね。

 

でもうちのそば殻枕、高さがあって、猫背になっちゃう気がする。せっかく高いお金かけて整体に通い、ようやく猫背が直ってきたのに、ぶり返すのは嫌。

 

今度は、ちょっと低い枕にしようと低反発を購入。

 

 これがね、合わないんだよね。なんか頭が枕にめり込んじゃって、しっくりこない。全然反発しやがらねえから、寝返りとか打ちづらいし。枕も低いから頭になじまないし。

 

んで、俺の首はびっくりするぐらい、反発するの。

 

朝起きたら自己主張強すぎってぐらい、首が痛い。反抗期?

 

ついでに肩も凝るし、起きて第一声が疲れた、ときたもんだ。

 

これでは何のために寝てるのか分かりゃしない。そもそも以前、オーダーメイドの低反発枕を2万で買って、3日でやめたの、忘れてた。テヘッ!

 

だから、今度はもっと反発するもの、そして枕の高さを変えられるといいのでは?と思い、こちらを購入。

 

確かに前回の反抗期まくらよりは寝やすい。ちょっと耳元でザラザラ言っちゃうけど、静かに出来ない子だけど、そんなにやかましいほどでもない。

 

でもやっぱり夜中に起きる。

 

まくらの高さを調節できるってかいてあったから、パイプの量を減らしてみたんだけど、こんどはパイプが少なくて、寝てる時に、マクラの形が変形しちゃうんだよね。

 

だから頭が固定されず、埋もっちゃうから、結局いびきをかくハメに。

 

バスタオルを下にひいてみたけど、寝心地良くないし、あんまり高さが足りてないのか、朝起きると、枕の下に腕を入れて、無意識に高さ調節してた自分に気付く。

 

その後も何度かパイプの量を調節してみたけど、思うような満足感は得られず、こちらもお蔵入りとなった。

 

お次はこちら

 

www.nitori-net.jp

ニトリで人気のある、ふわっふわな枕。サイズも大きくて、柔らかくて2000円切るなんて、お、値段以上なだけのことはある。

 

家の近くのニトリでは、ベッドで試すことができないので、柱に枕をつけ、立った状態で体重をかけ、何とか同じ感触を得られないかと試行錯誤。

 

ハタから見たら、何やってるんだ、こいつ状態。

 

一人じゃ決めきれず、夜に嫁を連れてやってきて、意見を求めるも、「分からん」の一言をいただいた。

 

どうせ安いし別にいいかと購入するも、二日で天寿を全うされました。

 

やっぱり柔らかい枕、俺に向いてない。頭埋もって、ちょっと高さもあって気道が締まってる感覚があるのね。

 

案の定、すごい鼾だったらしい。

 

朝方起きると嫁の姿がない。

 

どうやら鼾がうるさくて、俺の部屋に避難していたようだ。ごめんよ。

 

畜生!お、値段以下じゃねーか!(あくまで個人の感想です)

 

途方にくれる俺。でも一日の4分の1を占める睡眠だから、これだけは改善したい。俺も朝起きたときに、「あ~良く寝た!!」って言ってみたいんだ!

 

あとは寝具屋とか、ホームセンターでベッドでお試しできるような場所を探して、色々試しまくるしかないかなーなんて思ってたら、車で30分ぐらいのところに病院がありました。

 

www.r16-seikei.jp

なんでもこちらの病院は枕と睡眠の為の「枕外来」があるんだって。言葉だけとると、なんか卑猥。俺の心が卑猥だからか。

 

院長の山田先生はテレビとかメディアで取り上げられるほど、有名な人らしい。知らんかった。

 

オーダーメイドの枕は高いからいらんけど、自分に合った枕とか、正しい姿勢とか知りたいから、すぐに予約しちゃいました。。。

 

少しでもこの環境が良くなればいいなと願い、最初に使っていたそば殻枕で結局眠ることにした、どうも俺です。

この記事でようやく100投稿目。果たして文章力や書くスピードは成長したのだろうか?色々と総括。

ブログを始めて7か月が過ぎた。今回でようやく100記事になり、1か月ぐらい投稿しなかったり、文章が浮かばなくて悶絶したりと、色々すったもんだはあったが、ここまで続けることができたのは、非常にうれしい。

 

あんまり物事が長続きしない俺にとって、文章を書く行為というのは、正直鬼門だった。今まで日記も書いたことないし、作文だって小学校以来書いたことないんだから。

 

高校も理系だったので、国語と向き合うことなんてなかった。

 

だから、いざ文章を書こうとすると、頭が真っ白になって困ることがある。小説を読むことはたやすいのに、同じように書くのがこんなに大変なんて、全然思ってなかった。

 

文章書くの、なめてた。

 

自分のブログなんだから、自由にやっていいんだと思うが、自由というのは人によってはとても難しく思えるものだ。

 

範囲が広すぎて何書いていいか分からない。困ってしまい、PCの前でただただ悩むことすらある。

 

課題が与えられてた方がやりやすかったりする。

 

そう、今まで人に言われたことだけをやってきたり、流されてきた人間にとって、いきなりその世界から自由の身になるということは死にも等しい。

 

・・・・・ごめんなさい、嘘です。

 

そんな大げさではないです。

 

でも選択肢が多すぎて選べなくなっちゃうんだよ。んでどの道が正しいか分からない。今でこそ、道なんて自分の感覚で決めればいいじゃん、って思えるけど、始めは経験がないから、自分の感覚が信じられない。

 

RPGでもフリーシナリオとか超苦手だったもん。未だに攻略サイトを見ながらゲームやる癖は抜けない。

 

・・・・・・あんまり関係ないかもしれんが。

 

だから、自分にとって興味あるカテゴリを絞り、他の人がどう書いているかを学び、それを真似た。

 

だから、いつもと全然書き方が違う記事もあったりして、それはそれで面白い。さながら、さまよえる子羊。迷走してるのがすごく伝わる。

 

でも、何人かのやり方を真似て、これは自分らしくないなとか、これはいいな、と取捨選択してたら、何となく書き方が決まってきた気がする。文章量も次第に1000文字ぐらいなら楽に書けるようになってきた。

 

最初はあと何文字で500文字だ、とか必死だったもん、空白埋めるのに。

 

テストの回答分からんけど、とりあえず空欄埋めとこ、そんな感じ。

 

空欄埋めるのに、いっぱいの時間割いてた。

 

今は気が付くと1000文字いってる。だから成長したのがはっきり見て取れる。

 

書くスピードはちょっと速くなった。

 

昔はアニメの感想がとっても苦手で・・・苦痛で苦痛で仕方がなかった。今も苦手意識は抜けないけど。ストレスためない程度には文章が出てくるようになったかな。

 

自分が思っていること、日々考えていることだと、書くのめっちゃ早い。文章構成なんて考えずに、ただひたすら浮かんできた文章を書くのはとっても楽しい。ストレス解消になる。

 

このためにブログをやっていると言っても過言ではない。と言っても、アニメの感想書いたり、出かけたことについて書いたりもするけどね。

 

文章力はどうだろう?

 

最初の頃に投稿した記事を読んでみる。

 

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 微妙・・・

 

でも今も微妙・・・

 

昨日今日投稿した記事ですら、読み返してみると稚拙な文章すぎて、悔しい気持ちになる。とにかく書けば文章力ってあがるんじゃなかったのかい!と1人で突っ込んでみる。

 

見出しを無駄に使っていたのが懐かしい。

 

でも内容がしょぼいので、思わず文章飛ばし読みしちゃった。自分でそうなんだから、他者から見たら、もっと飛ばしがいのある文章なんだろう。中田英寿もびっくりするぐらいスルーパス

 

柳沢ばりにQBKと言い訳できるレベル。

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この時のアクセス数って毎日10件ぐらいだったもん。

 

今は200件ぐらいか。100投稿もしてると、知らぬ間にアクセスが増えるもんだ。

 

文章力鍛えるために、言葉を覚えたい。もっとかっこいい表現使いたい。比喩とか、韻踏んだりとか。

 

うんこ漢字ドリルのような、インパクトのある参考書で、パッと言葉を覚えられるようになりたいと思う今日この頃である。

 

お昼時にごめんなさい。

「三日間の幸福」を読んでみた。ハッピーエンド好きな俺には重かったけど面白かった

先月から感受性を鍛えようと、泣けそうなライトノベルをいっぱい買ってきて、それを少しずつ読んでいる。

 

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先日投稿した「二度目の夏、二度と会えない君」も切なくて悲しくて、でも面白い物語だったが、今回読んだ「三日間の幸福」はもっと内容的には重いけど、人を選ぶけど、結構楽しめた。

 

 

元々はウェブ小説として人気があったものを文庫化したらしい。原作は「寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。」って題名。

 

この題名から、寿命縮まることは明白w

 

ここからネタバレするので、まだ見てない人、先に読みたい人は見ない方がいいです。

 

この物語に引き込まれたのは、主人公のクスノキがちょっと自分と似ている部分があったから。いや、整えたらイケメンとかそういう部分ではないのが残念なんだが、周りを結構見下してしまう癖がある部分とか、過去の人間関係を切り捨ててる部分とか、自分への特別感がいつまでも抜けない、とか。

 

ちょっと病気。ってことは俺も病気?なんて思ってしまう。いや、過去の人間関係は色々と劣等感があって、大学受験失敗して浪人になったとか、将来のやりたいことがみつからず、何の希望もなく、就職浪人になったとか、それなのに、周りはどんどん自分の道を決めていき、自分だけその輪から外されてしまったような疎外感。

 

自分はこんなに苦しんでいるのに、努力しているのに先が見えない絶望感。そして、まだ就職していないの?とちょっと非難めいて言われた日には、親友だろうと、もう会うことはないなと簡単に切ってしまった。

 

いや、まったく後悔していないんだけど。

 

クスノキにとっての絵と同じで、言われたら嫌なこともある。たった一言だけども、はたから見たら、こんな事で!?って思うこと。

 

それでも、許せない一言ってある。

 

それは言われている内容について、自分はこんなにも苦しんでいるのに、分かってもらえない、という部分からくるのかもしれない。そして半端ない劣等感。

 

その部分を突っ込まれたくなくて、周りの視線を自意識過剰なほど気にしすぎて、過去の交友関係を切ってしまった。それから同窓会も一度も行ってない。

 

この前もせっかく誘われたのに、気にかけてもらえたのに、そいつが参加できないって聞いたときに、行くのを止めてしまった。

 

無職時代はお先真っ暗だったけど、それでも自分は特別なことができるって思っていた。いや、今も思っているんだけど。アニメの見すぎか??何か自分にしかできない部分があるって思っちゃってる。

 

そういう部分が主人公のクスノキと重なってしまったんだよね。

 

だから、クスノキの30年の寿命が30万って査定された時の俺ったらw

 

しかも、実のところは30円で、ミヤギがただ30万って嘘言って払ってくれただけだったw

 

俺の命は30円かい!

 

ってまでは思わないけど、ちょっとクスノキに感情移入してしまったので、ショックを受けました。

 

ミヤギはお母さんの払えきれない借金を肩代わりするために、時間を売って、「監視員」にならざるを得なかった、とてもかわいそうな女性。

 

「監視員」は寿命を売った人間が余命一年を切った時に自暴自棄になり、他者に危害を加えるなど、不適切な行動をとった場合、本部に連絡し即座に寿命を尽きさせる、いわば見張り役。

 

そして監視員は寿命を売った人間と、人間以外の動物以外には知覚できない。存在しているが、存在していないも同然の存在。

 

ミヤギの借金が返せるのはあと20年程。その時、彼女は40代で、青春と呼ばれる年頃をずっと監視員として過ごさなければならない。

 

彼女もクスノキと同じような境遇で、だからクスノキの気持ちが理解できる。

 

最初はいがみ合っていた二人だが、お互いの事を知るにつれ、特別な感情が生まれてくる。

 

自分の未来を知り、悲観したクスノキだが、ミヤギの存在に救われてもいた。残り少ない人生のなかで決心したこと、それはミヤギの借金を全部返済し、彼女にまっとうな人生を歩ませてあげることだった。

 

ただミヤギの望んでいることは、思い出をいっぱい作ること。それは自分の存在証明にもなるからだ。だからクスノキは周りには見えないミヤギに話しかけ続け、どんなに周りから気味悪がられながらも、それをやめなかった。彼女が喜んでくれることをやり続けた。

 

それは周りにも伝わり、ミヤギはまるで存在するかのように周囲に知れ渡った。

 

ミヤギの事を思い、行動することで、社会とも繋がりを持つようになった。結局、クスノキは自分の価値があがったことを知り、残り3日間を残して寿命を売り、ミヤギの借金にあてた。

 

でもわずか3日間でもミヤギがいない人生が耐えられない。悲しくて周囲に励まされながら泣いているクスノキの前に、ミヤギが現れた。

 

誰の目にも見えるミヤギ。彼女は残りの借金をクスノキ同様、3日間だけの寿命を残し、売ってしまった。

 

クスノキとミヤギは共依存の関係で、現実にはあまりよろしくない状態だが、悲観する将来より、お互い一緒にいられる、幸せでいられる、わずか3日間の人生を選択した、というお話。

 

将来が絶望なら、今の幸せが3日間しか続かなくても選択する、というのは、バッドエンドにも見えるが、寿命を売ったことで、クスノキとミヤギは出会い、今までの人生よりもはるかに素敵な思い出を残し、幸せな気持ちになれた、という部分ではハッピーエンドでもある。

 

だから自分にとっては結構好きな終わり方であった。

 

人生が終わりに近づいたとき、世界が違って見えてくるなんてことは、聞いたことはあるけど、実際にそうなのだろう。

 

必ず起こる絶望した将来なんて聞きたくもないが、終わりがあるゆえに、必死に生きようと、もがき続ける様に自分は心を打たれた。いや、自分は別に死にたいなんて、これっぽっちも思っちゃいないけど。

 

この本を読み終えた時に出てきた最初の感想は、一緒にいれてよかったね、ということである。終わり良ければすべて良し、なのである。

 

う~ん、普段、自分のことを思ったように書くのはスラスラと文章が出てくるのに、小説とかアニメとかの感想やレビューってなると、手が止まることが多い。苦手意識があるからだろうか。最初に書いていた頃と、全く変わらぬ思いで、難しいなーと感じる今日この頃である。

 

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「二度目の夏、二度と会えない君」 悲しく切ない物語に全俺が泣いた(ネタバレあり)

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朝からブルーである。この記事を書いているのは土曜の9時。それより前に、朝5時台から老人の如く勝手に目が覚めてしまう俺は、「二度目の夏、二度と会えない君」を読んでいた。

 

もうね、悲しいことが起こるのが確定してて、それと向き合わなければいけない主人公=智の辛さったらないよ。高校生でこの経験味あわせる必要あるかい?ってぐらい。

 

設定は俗にあるタイムリープもの。一度目の夏の3か月を過ごし、後悔していた智が急にタイムリープに陥り、この物語のヒロイン=燐と出会うところに戻る。

 

タイムリープ前の記憶を持っている智は燐とバンドを組もうとする未来を避ける。しかし智に拒絶された燐の哀しい顔を見た時、その先に待っている運命を思った時、智は燐が最後まで笑顔で居続けられるように、一度目の夏と同じように振る舞おうと決心する。

 

だが、気持ちがついていかず曖昧な態度で燐に接することで、2人の距離には壁ができていた。

 

前回と違う言動、振る舞いに戸惑い、不安になる智。

 

燐がいつもバイタリティにあふれ、笑顔を絶やさなかった理由、それは隣に智がいたから。同じ心の距離だと思っていたから。

 

しかし、智には燐の気持ちが分からない。それは智と燐の最後の会話となったある言葉のせい。その言葉に隠されている意味が、あの時点では理解できなかった。

 

女子が智に告白する現場を見てしまった燐。そして「好きな人がいる」の言葉がすれ違いを生むことになる。

 

そして文化祭ライブの当日。燐の調子が出ない。一人にさせてほしいと言った燐の姿がどこにも見当たらない。

 

店主の助言もあり、屋上で見つけた燐と向き合う智。

 

もう悲しい思いをさせたくない。ただ、あの時と同じ後悔だけはしたくない。

 

智は「好き」という言葉以外の想いを燐にありったけぶつける。智の気持ちが分かった燐にようやく元気が戻り、ライブは無事大成功に終わった。

 

そして、最後の会話。あの時言ってしまった「好き」という言葉。それを必死に飲み込み、燐の前向きに生きて欲しいという言葉に、

 

「ああ、わかった」

 

と一言。

 

この一言を言うためだけに、二度目の夏を過ごしてきた智には、胸につまる思いがあった。

 

「好きだって伝えることが、必ずしも相手の為になるとは限らない」

 

この言葉が胸にささった。うん、ささったよ、っていつの間にかあらすじ紹介から自分の感想に移ってしまった。

 

悲しい未来が待っているを知りつつ、同じように振る舞うことなんてできないし、ましてや最愛の人。そんなんだったら最初から距離をとって辛い思いをしたくなんてない、でも燐の悲しい顔はみたくない一心で、結局、前回同様振る舞おうとする心情ったらないよ。

 

俺が智なら何度も泣いてるね。

 

分かっちゃいたが、結局、燐と智は両想いなわけで、ただ一緒にいられないから、「好き」という言葉だけは伝えられなかった。言われたら、先がない燐は絶望してしまうし、この先、一緒に生きていけない自分が申し訳ないから。

 

「ごめんなさい」

 

という返事も一緒にいたいけどいれないから、とか死んじゃうから、って言葉の意味を含んでいるんだろう。まあ、これは最初の段階で分かっちゃったけど。

 

二度目の返事。

 

「あたしもきっと、智君と同じ気持ちだったよ」

 

智はようやくここで理解するわけで、シチュエーションこそ違うが、何だかロミオとジュリエットを見てるみたいだった。

 

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ってぐらい我慢していた智もここで号泣。俺も号泣。・・・・・・ごめん、ちょっぴりだけだった。

 

文章量自体はそんなに多くはなく、3時間ぐらいで全部読めるので、空いた時間なんかに気軽に読める。

 

最初のページに、登場人物の姿絵が描いてあるから、読んでて頭の中でイメージしやすいんだよね。キャラがどんな表情でしゃべってるのかとか、振る舞いとか。

 

アニメや実写にも向いてそうな話だなーと思ってたら、秋に実写化するんだって。見に行こうかな。号泣必死。

 

読んでよかった、と思える本なので、気になる人は是非読んでほしい。

 

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「正解するカド」最終話を見た感想 ~花森君、君はそれで正解なのかい?~

昨日、ようやく正解するカドを見終わったんだけど、自分にとっては、いまいちしっくりこない終わり方。

 

俺の好きなハッピーエンドって形ではなかったこともだし、なんか急展開過ぎて、内容についていけなかったんだよね、心が。

 

最初の頃は結構面白かったんだけど、沙羅花さんが異方存在ってところから、「ん!?」ってなってきて、最後は異方存在と人間のサラブレッド、ユキカまで生まれちゃうっていうね。

 

唖然。

 

まず、聞きたい。

 

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花森君、君はその人生が正解だったのかい?

 

なんかどこかの空間にいたのは知ってたけど、真道と沙羅花がいつ子供を作ったとか、どうやって子供を育てたとか、疑問は色々あるけれど、花森だけが16年老けて、しかも自分の子供じゃない子供を育てあげるという大役w

 

あなたの20代の青春はそれでよかったのでしょうか?

 

全てが終わっても、やっぱり花森だけやたら老けてるから、時は戻らないっぽいし、子供は話もしないでどこかいっちゃうし、なんなら、あの眼鏡っ子博士も探さないでください的な書置き残してどこかいっちゃうし。多分、異方に行ったんだろうけど。

 

んで、これはハッピーエンドなんだろうか・・・

 

いや、俺がハッピーエンド好きだから望んでいただけなんだけど。

 

真道、死んじゃってるし、それもプランのうちなの?とか、ユキカは真道と話できる(?)から繋がってるとかって話なの?とか。

 

花森が運転してた車、どこから出てきたの?異方世界に、こちらの世界の物品があったのだろうか?

 

疑問はつきない。

 

なんか、もっとネゴシエイターらしい論理展開でザシュイナを感動させて説き伏せるのかと思ってたけど、びっくりするぐらい、異次元バトル。

 

なんなら必殺技とかつけれるぐらいの技、バンバン出してた。

 

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そして、ザシュイナの進藤に対する愛が熱かった。腐女子が喜びそうな展開。

 

でも最後のほう、ちょっと小物感でてた。

 

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この終わり方だと、2期はないのかな?

 

文句ばんばん言ってますが、結構楽しませてもらいました。ただ最後の展開への持っていき方が俺好みではなかっただけ。面白かった、という人もいっぱいいるだろう。

 

春アニメ始まった当初は、なんかマニアックな感じがしてノーマークだったが、結局最後まで見てしまう、引き込まれる展開だったのは間違いない。

 

それにしても真道さん、やっぱり生きて終わってほしかった。

 

あと夏目さんが目の下にクマ作って、真道を心配しているシーン、悲しかった。。。報われてほしかったよ。

 

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ハウスダスターの俺が鼻のクリニック東京の手術前オリエンテーションに行ってきた

ここのクリニックって本当、予約が2、3か月後とかになってしまい、初めて電話をしてから丸1年が経とうとしている。月日が流れるのは早いものだ。

 

ようやく、この時がやってきた、というか。前回、健康診断的なものをやったんだけど、今回はその結果発表と手術前日、当日の注意事項なんかを説明される日。

 

 

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手術前オリエンテーションってやつなんだけど、これには必ず同行者が求められるんだよね。手術当日の付添人でなくてはならない。

 

うちの嫁は木・日が休みのため、頼み込んで休みをわざわざとってもらったわけだ。手術のてびき、なんてしおりみたいなのを読んでみると、オリエンテーションは約3時間とある。めっちゃ長い。

 

その日までに書類をそろえたり、DVDをみなくちゃいけないので、結構面倒くささを感じていたが、当日に書類持って行って不備があって、手術できません、なんてのは嫌だったので、今回で全ての書類をそろえておきたかった。

 

まずは高額医療費の申請だが、限度額適用認定証ってのを自分の加入している健康保険組合に連絡して、送ってもらう必要がある。自分の場合は、東京健康保険化粧品組合ってところ。HPに限度額適用認定証のPDFファイルがあったから、印刷して、必要事項を記入して、郵送するだけ。

 

お次は、手術するにあたっての同意書を3枚ほど。全身麻酔をするので、リスクあること把握しましたよー的な内容だったり、手術費用の連帯保証書だったり、術後に患者と一緒に帰りますよーという付添同意書がある。付添人の筆跡でないとだめらしい。

 

さらにさらに、自分は医療保険に加入しているので、そちらも担当者に伝えて、書類を届けてもらう。4枚ぐらい書かなきゃいけないことあるし、書き方よく分からんし、色々と面倒くさかった・・・

 

悪戦苦闘しながらも、何とか書類を書き上げることに成功した。これだけで疲れた・・・

 

そして、ようやくオリエンテーション当日。

 

朝の9時開始だったので、うちから2時間以上はかかるから、6時半には家を出る。前日、同僚と銭湯に行って、家についたのが12時近く。あまり寝れていないので、朝っぱらからとてもイライラしていた。

 

だが特にToLoveるもなく、東京駅にある病院についた俺らは、早速先生に診察してもらう。前回見た自分の鼻腔の写真と通常の鼻腔の写真を比較し、鼻の粘膜を削りますとか、神経切ります的なことを嫁に説明。

 

その後は別の看護師に注意事項を聞いた。7/20が手術日だが、それまでに風邪などをひいて、薬を飲まないようにとか、前日に体調についての連絡しますよとか、夜中から食べ物食べちゃ駄目とか、朝も6時以降は水ですら飲んではダメとか。

 

食べ物を食べてしまうと、全身麻酔中に、気持ち悪くなって、無意識に戻してしまう可能性があるんだって。気道に詰まって窒息しないためにも食事禁止だそうだ。以前、食べてしまったが為に、手術禁止になった患者さんもいたそうで、こんだけ待ちに待ったのに、今までの苦労を無に帰すような真似はしたくない。恐ロシア。

 

あと術後は意識が30分ぐらい戻らないそう。意識が戻ってからも、リハビリ的なものをして、昼食もとって、問題ないと判断されたら帰っていいらしい。8時過ぎに手術し、帰宅命令がでるのが14時ぐらいだそう。結構長丁場。。。 嫁よ、すまん。代償として、いびきがなくなるから!夜中起こされないと思うから!

 

手術当日、翌日は休み必須。休まないと、手術してもらえない。さらに1週間は鼻の奥に詰め物するから、くしゃみには気を付けるようにと言われる。

 

アレルギー性鼻炎なのに、そんなの保障できん。

 

でも、くしゃみで栓がスポーンと抜けて流血するのも怖いから、何とか我慢しないと。看護師からも口から圧を抜くようにしてくださいとか言われたけど、そんな高度な技術もっとらん。

 

こりゃしばらくマスクを複数枚持って行かなきゃだな。心配はつきない。

 

それを乗り越えたら、残り3週間の運動や飛行機禁止を経て、ようやく日常生活が出来るようになるんだって。先を考えるとちょっと憂鬱だが、両方の鼻で呼吸できる生活をしてみたい!そんな思いがかなうなんて、まるで夢のようだ。

 

それ以外は特に説明もなく、ってか全部しおりに書いてあることで、わざわざ呼び出すんじゃねーよと思わなくもなかったが、45分ぐらいで終了。

 

あれ?所要時間3時間って言ってたよね?

 

9時に始まり、12時に終わって、その後昼食を東京駅で食べて、川越でも行こうか!なんて話していたが、今10時前。お店ほとんど開いてない。。。そして外は雨。

 

プラン総崩れ。

 

折角、「月はきれい」の舞台となった川越に行きたかったのだが、やむなく諦める。縁結び風鈴の写真、撮りたかった。。。

 

このまま帰るのも癪だったので、八重洲地下街をふらついていると、「ミート矢澤」を発見。ん?駅弁なのに、この場で調理するんだ。すげー!!

 

思わずハンバーグ弁当2つとチーズバーガーを1つ購入。値段見ないで買ったら、お会計が5千円超えてた・・・

 

「えっ!?」とか声あげちゃったよ、俺。ハンバーガー1550円って高杉。まじびびったわー。800円ぐらいだと思ってた。

 

座れる場所もないし、小田急線でニンニクの臭いまき散らしながら、ハンバーグ弁当食べるのは流石に難易度が高かったので、近くの階段に座り、まわりの視線に耐えながら食す。

 

めっちゃ、うめー。

 

ご飯もあたたかいし、言うこと無し!

 

上機嫌で自宅に戻りました。手術まであと3週間。その先に幸せは訪れるのだろうか?待ち遠しくて仕方がない。

 

手術ミスってハウスダストなんかで死にたくないので、先生、頑張ってくださいね!

 

あ、あと限度額適用認定証ってのを出したら、手術代が23万から8万5千円になったこともお伝えしておく。もし、医療保険にも加入しているなら、もっと安くあがるので、手術する人は絶対調べた方がいいよ!

人と仲良くなるのってどうやるの?

言っちゃなんだが、友達は極端に少ない。限りなくゼロに近いのではないだろうか?たまーに、ご飯食べて風呂に行って、という仲間ならいるっちゃいるけど、正直、そこまで自分のなかでは盛り上がらない。

 

別に何かされたわけではない。ただ、なんというか、会話の内容が結構ネガティブなもので、会社や同僚への愚痴だったりする。

 

自分もそういう気持ちを持っているんだけど、口にしたくないんだよね。ブログで思いっきり愚痴ってるけど。でも会話に関しちゃ出来るだけ、今の自分はポジティブに囲まれていたいって気持ちもある。

 

ネガティブに浸食されたくないというか。その色に染まってしまうのが怖い。

 

ポジティブに囲まれていれば、自分もポジティブになれるし、ネガティブに囲まれれば、自分もネガティブになる。

 

自分をもっている人であれば、ネガティブに囲まれようとも、うまく流せたり、染まらずに済むんだろうけど、今の自分では、まだそれができる自信がない。

 

まあ、ある意味、潔癖体質になってしまっている。

 

だから、相手を見る目は超シビア。考え方とか合わないと、あ、こいつとは合わない、とかすぐ思うし、だったら一人の方がいいって壁を作り出す。

 

仕事でもそうなんだけど、友達との仲よりも、仕事の成果の方に力を注いでしまう。

 

例えば、別部署がやったことに対して、次は自分の部署が作業するという、業務の上流と下流工程があるけど、上流工程だろうと、納期とか、質とかが問われるよね?

 

それを守らない人に対しては、仲がいい人間であっても、俺はルールを守ってもらうように言う。

 

守るべきものは守ってくださいと。なあなあに出来ない。いや、したくない。

 

そういうルールを守れない人に対して、俺はガーっと言うので、簡単に言うと嫌われる。あいつ、面倒くせー的な。

 

そもそもルールを守れないってどういうこと?何のための納期なの?後工程だって作業があるんだよ?

 

ということを伝えたところで、相手は「はいはい」という態度になる。もちろん、俺の言い方もかなり責めるような形になってるからだが。

 

理解してくれる人もいるけど、やっぱり人って自分が一番かわいいから、ちょっとぐらいで、とか、自分の部署が忙しいんだからしょうがないとか言い始める。

 

そういうのが、なんか、許せないんだよね。

 

みんなに嫌われたくないよりも、きっちりと仕事をしたい、という気持ちの方が強い。

 

だから、俺がまわりに納期を求めるときは、同じ部署の別スタッフがやるよりも、提出率が高いし、納期も守られやすい。みんな俺相手だと、やべーって気持ちになるから。

 

ただ、仕事としては評価されるんだろうけど、きっちり仕事ができたことには満足するんだけど、その結果、人間関係がこじれたり、希薄になるので、ちょっとさみしいと思ったりもする。

 

いや、ちょっとじゃない。

 

でも、要領良く、うまく立ち回ることができない。そういうの苦手。プライベートだったら、待ち合わせ時間に多少遅れようと、全然気にならないし、そもそも怒るような出来事もない。ただ、仕事に関しては別だ。

 

自分にとっては当たり前のことなのだけど、それでもまわりと比べると過剰な責任感を持っているのだろうか?

 

別に相手に文句を言って、ストレスを解消したいわけじゃない。ってか、そもそも怒りたくなんてない。嫌な気持ちになるから。

 

でもそうせざるを得ないのだ。

 

特に自分の部署はPCに向かっていればいいというわけじゃなく、対人の折衝が多いので、自分にとっては軋轢を生みやすい環境。

 

まわりのように、人とうまく折り合いつけているのを見るとすごいなーと思うし、でもどこかで妥協している部分もあるだろうなーとか思う。俺には出来そうもない。

 

ということで、人と仲良くなる、仲良く居続けることが段々分からなくなってきている。学生時代ならこんなことなかったのに。

 

同じ会社にいた釣り仲間や友達は、どんどん会社を辞めていき、それも孤立に拍車をかけるようになった。あの頃は楽しかったなーなんて思う。今はお昼ご飯を会社ではなく、家に帰って食べる生活。

 

仲間がほしい。

 

趣味などを分かち合える相手が。話に共感できる相手が。

 

ブログのオフ会とかってどうなんだろう?面白いのかな?興味はあるが、行くのにはかなりの勇気はいる。

 

でも、何かのきっかけになるかもしれないから、探してみようかな。


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