週刊少年ジャンプ展に行ってきた
何気なくツイッターを見ていると、週刊少年ジャンプ展なるものが、六本木の森アーツセンターギャラリーでやっている、という記事をみた。何でも、ジャンプ黄金期だった653万部を発行した年代の作品がいっぱい展示されているという。
3秒で行こうと決め、すぐに現地に向かいました。僕の家方面からは、千代田線の乃木坂駅で降りて、徒歩10分ぐらい歩けば着く。大井川鉄道の旅を乗り越えた僕には楽ちんちんである。
ってかついた場所は思いっきり六本木ヒルズだった。こんなオサレな場所でやっているのか。行き交う人々もオサレだ。ネルシャツ・ジーパンの僕は浮いて見える。そして腹減った。こんなオサレなところにマックなんてないだろうなーなんて思っていたら・・・
普通にあった。
でもちょっと離れた場所にある。見様によっては隔離されているような気が。僕の視力の問題だろうけど。マックの店内も海老名にあるマックとは別次元。椅子とかオサレすぎだろう。オサレ重視で僕の体重に耐えうる強度なのか不安になるも、全く問題なかった。
六本木にきてマックでハンバーガーを食べる。
これまた何とも言えない面白さを感じる。僕の感性は少しおかしいようだ。
腹も満たされ、早速、森アーツギャラリーへと向かう。迷ってガイドさんに教えてもらい到着。あ、やっぱりチケット必要なのね。え?2千円?高いっす!さすが六本木・・・何も調べてこなかったので、心構えが出来ていなかった。
泣く泣く2千円を払い、入場。
壁一面にジャンプから切り取ったページ?がいっぱい貼られている。めっちゃ懐かしい。王様はロバとか、テンテン君のように、そういえばこんなのあったっけ?という作品もあったけど、ろくでなしBLUESとか、MIND ASSASSINとか、アウターゾーンとかめっちゃ懐かしい作品ばかりだった。
メジャーで好きな作品は、大人になった今でもたまに漫画喫茶で読むので、懐かしくはなかったけど、当時しか読んでいない作品は久しぶりすぎて感慨深いものがある。
ボンボン坂高校演劇部とか、BOYとか、当時はジャンプを毎週買って、こち亀以外の全作品を読んでたなー。小学生とか中学生だったと思うけど、当時は電影少女なんて、やらしい本と同じ存在だった(すみません・・・)。周りにばれないようにコッソリ読んで、読んでないフリをしてた。
作品毎にブースが分かれており、モニターにはアニメのOPが流れている。幽遊白書のOPとかめっちゃ懐かしくて、何度か繰り返し聴いてしまった。後で調べたら「微笑みの爆弾 」って題名らしい。
ブースでいいな、と思ったのは、やはりスラムダンク。湘北のスタメン5人が特大パネルになっている。めっちゃかっこいい!スラムダンクはOP/ED曲が全部カッコよくって、今でもよく聴く曲ばかりだ。
WANDSの「世界が終わるまでは・・・」とか、BAADの「君が好きだと叫びたい」、大黒摩季の「あなただけ見つめてる」なんて最高の一言だし、この曲がかかると、中学・高校時代を思い出し、ノスタルジックな気分になる。
モニターには湘北vs山王のラスト47.5秒のシーンを見ることができる。セリフがほとんどなく、それが逆に緊張感を生むんだよね。30代になった今でも、あのシーンは何度も見てるけど、やっぱり面白い。ってか帰りがけに漫画喫茶行って、そのシーン読み直したからね。そしたら、感動で泣きそうになった。今までそんなことなかったのに。いい漫画や。。。
あと、個人的に好きだったのは「みどりのマキバオー」。サトミアマゾン、ベアナックルを退けて、カスケードと同着優勝となった、日本ダービーでの死闘、有馬記念での日本最強馬の交代劇。この2レースは何度見ても感動する。
「ろくでなしBLUES」はたしかアニメにはなってなかったと思うけど、四天王が並んでいる一枚絵がめっちゃかっこよくてね、これも1分ぐらいずっと見てた。帰りによった漫画喫茶に置いてなかったのが悔やまれる。また読みたいな。鬼塚かっけー。あと、森田先生のインタビュー面白かった。
他にもラッキーマンとかテンテン君とか、すごいよマサルさんとか色々あった。ペニシリンのロマンス、懐かしいなー。このアニメ、確か深夜にやってたワンダフルだっけ?の途中でやってたんだよね。
残念だと思ったのは、「魁!!男塾」がなかったこと。大豪院邪鬼とか伊達臣人が、特大パネルに描かれている一枚絵とか見たかったな。塾長でもいいやw 王大人もすてがたいけど。
懐かしくて、いろんな作品でずっと立ち止まって見てたりしたら、あっという間に2時間以上過ぎてしまった。帰りに物販でドラゴンボールのクリアファイルを買う。
年甲斐もないだろう、とためらったが、興味が出てしまったんだからしょうがない。こういう時は買ってみることに決めたのだ。
1990年代のジャンプ展は6月17日までやっているので、興味あったら是非行ってほしい。この世代だったら興奮やむなし、である。