アニメ「幼女戦記」が面白い!
以前、ニコニコ超会議に行ってきたのだが、企業ブース的な場所で色んなアニメのPVが流れていたんだ。「このすば!」とか自転車のアニメがあったのを記憶しているけど、その中にあったのが、この幼女戦記だった。
幼女て・・・絵はとてもきれいだけど、幼女に手をだすほど、まだ落ちぶれちゃいない。俺はどちらかというと熟女の艶っぽさが好きで好きで・・・って癖のことはおいといて、何か開いちゃいけない扉のような気がしていた。
だけどね、めっちゃ面白いよ、これ。
ED曲、何度もyoutubeで聴きなおしちゃった。
いきなり曲の良さから説明してしまったが、アニメの内容だっていい。幼女がはしゃぐのかと思いきや、萌えの要素は薄い。どちらかというと残虐なシーンの方が多い。戦争物だからしょうがないけどね。
企業のエリートサラリーマンが部下に恨みをもたれ、線路に突き落とされる。電車に轢かれる寸前で時間が止まり、神?の存在Xが現れる。自分に信仰心をいだかない愚か者を、地獄のような場所で生きれば信仰心を抱くだろう、と彼に告げ、戦時中の幼女に転生させる。
理論と科学しか信じない、超合理主義の元サラリーマンはさながら日本のブラック企業に勤めている社畜そのもの。
色んな人間関係の渦にいたからなのか、それとも元から性格がひん曲がっていたのか、幼女に映る表情は大分イッちゃってる。悪っそうな顔。
戦争・幼女・無敵の要素があるのに、その幼女=ターニャ・デグレチャフが考えることは、自身のキャリアと安全な後方で勤務すること。部下はやる気があるのに、ターニャ自身は全くやる気がない。しかし、その能力がゆえに、いつも最前線で戦うことを余儀なくされる。
結局、転生前と転生後でも組織で働く社畜にとっては、上司の命令には逆らえない。自身が望むキャリアにするべく、策を張り巡らせるが、いつも裏目にでる。
そのギャップがまた面白い。出来る限り働きたくないけど、サラリーマンのしての性質か、給料分は働かなきゃ、みたいなセリフは今の自分と重なる部分があって、ちょっと笑える。
部下のやる気を引き出すための号令が毎回皮肉めいたセリフもまた面白い。
彼女は存在Xへの復讐をするまで絶対に死ねないって信念を持っているけど、存在Xって神じゃん!?それに復讐を誓うって そうとうなタマだよね。
オンライン小説が原作で、今でも見れるっぽいから、ちょっと気になるので見てみようかな。また、寝不足の日々が続いてしまうなー。
それにしても、登場人物の名前が覚えにくい。主人公ならまだしも、一緒に同行している女性軍人なんて、フルネームどころか、ファーストネームですら思い出せない。年を取ったせいか?