「冴えない彼女の育て方」を甘く見てた・・・ライトノベル版おもれー!!(重大なネタバレあり!)
今までアニメしか見たことがなくて、もちろん前作も見て、今作も全部見てるんだけど、そこまで面白いとは感じてなかったんだ。
でも、第8話を見て印象が変わった。
メインヒロインの恵が感情的になって倫也に文句をいいたい放題言うシーン。今まで基本フラットで接してきたのに、それが崩れて感情の赴くままに相手へと伝える。
何度も繰り返し見た。このシーンから結局お泊りして次回作の打ち合わせをする一連の流れが俺にはたまらない。
初めて、「あ、このアニメすごく面白いな」と感じた。
「今まではそこそこ面白い」だったのに。この回で一気に恵のファンになってしまった。もう先が気になって仕方がない。一週間も待ってられない。
ということで・・・
ノベルを全巻買いました。girls sideもFDも全部。
うーん、買ってよかった。本当に。アマゾン様様やね。
特に11~12巻の恵と倫也のやり取りにこちらの胸がキュンキュンしてしまうほどの恥ずかしいやりとりの数々。「わーーーーーーー!!」と叫びたくなりそうになりながらも続きが気になって、ベッドに寝そべりながら、足をばたつかせながら読んでいる。
そんな俺、今月で37歳。
電車の中でも表紙カバーなんてしない。ちょいロリ系の表紙がむき出しになってる本をニヤニヤしながら読んでいるちょいデブおやじ。はたから見てたら完全にキモい。
でも先が読みたいんだ。少しの時間でも空いてたら続きが読みたいんだ。という自分の信念のもと、キモオタ街道を突き進もうと決心し、自分の本能に忠実となる、2017年6月。
この記事を書いている本日20日はgirls side3が発売。仕事終わったらソッコーで本屋に行くぞ。そのくらいのハマり度。
恵の心情とか心の移り変わりとかが今回のgirls sideでもっと具体的に描写されていることを望みながら、今日は健康診断でバリウムを飲みました。バリウムの味、意外と好き。
恵がどんどんフラットではなくなって、感情を表現していくようになる過程とか、下の名前で呼び合うようになるところとか、徐々に進展していく様がいいね。
主人公にはあまり共感できないけど。
だって傍若無人どころじゃないし。こんなのリアルにいたら、好きになるやつなんていないんじゃないか。読んでて恵がかわいそう過ぎだろ!と思ったシーンが何度あったことか。いや、うらやましいとかじゃないんだ。絶対、多分・・・
今回のgirls sideとおそらく次回であろう13回でこの物語も膜を・・・いや幕を閉じる。さみしい気持ちはあるけれども、ボリューム的にはちょうどいい。
この本の影響でオタ用語だったり下ネタをちょっと使いだしてしまったのがちょいと痛いが、それぐらい度ハマりした物に巡り合えたことに感謝をしつつ、早く18時になってほしいなと祈りつつ、仕事に励もう。
※追記 6/21
この後、仕事終わりに本屋行ってきて、girls side3購入しました~!!いや~めっちゃおもろい。期待通り、恵の心情をさらけ出す回に大満足です。その他ヒロインにとっては、諦める儀式、ということにもなる回だったけど、ようやくハッピーエンディングへの体裁が整ってきたって感じだね。
特別じゃなくていい、ちょっと変わっててもいい、でも普通でいい、一緒にいて嫌じゃなかったから、フィーリングだったから、という白馬の王子様を求めているわけでもなく、ただただ普遍的でちょっとした幸せでよかった恵。
起承転結の「転」なんてハプニング=悲劇はいらなくて日々を穏やかに過ごしていきたい的なことを告白するシーンに当方盛り上がりました。
そして霞ヶ丘詩羽に宣戦布告というか、倫也のことは渡さない的な展開もよかった。あなたが好きだろうが、そんなの知らないよ、わたしは好きになってしまったんだから、なんて普段は友人を優先するのに、これに関してだけは譲れないよ、という思い。
いや~甘酸っぱいですな~。足をバタバタさせたくなりますな~
今月で俺、37歳になります(10分ぶり 2度目)。