映画「眠り姫~知らないワタシの物語」を見たが、駄作中の駄作だった・・・(ネタバレあり)
昨日はこの眠り姫を見ようと仕事を調整し、若干だが早上がりをして近くの映画館まで足を運んだ。
先日のAnimeJapan2017に行ってきたこともあって、俺のアニメ熱は絶好調。もっと俺を楽しませてくれとばかりに、手当たり次第アニメを見たい気持ちでいっぱい。
「眠り姫」ってTVで宣伝されているぐらいだから、そこそこ面白いのかなーなんて思ったのが甘い認識でした。
はっきり言おう。くそつまんねーと。
誰が何と言おうとつまらない。
点数でいうと、10点ぐらいだろうか。
え?1000点中ですよ。近日稀に見るしょぼい出来に、映画館にいた数名のお客には疲労感が漂っているように見えた。明日からの辛い仕事がよりつらく感じるような残酷な現実を目の当たりにして、絶望感が漂っているように見えた。俺の濁った視点からは。
これほどの出来はあの実写版「進撃の巨人」以来だ。
え?「進撃の巨人」の点数ですか?
2点です。100万点中ですけど。前編・後編とか分けやがって、しかもあの内容ってなんやねん。あの白い部屋とか、シキシマとか、キャラ作りのリンゴ持ってなんやねん!!
はぁ、はぁ。
すみません、取り乱しました。
発狂するぐらい、ひどい有様だったことを伝えたくて。言葉はつたないけど気持ちは伝わったと思います。
さて、「ひるね姫」の何が嫌だったかって、お客をダダ無視している意味不明の展開のことです。
なんで主人公の森川ココネはいきなり寝だすの?病気?病気なの?まずは心療内科をおすすめするよ?
なんで夢の世界が現実に反映されるの?なんでお母さん死んじゃったの?なんでお母さん外人面なの?なんでお父さんは桃太郎なんて変な名前なの?
はぁ、はぁ
すみません。またもや取り乱しました。
最初は夢と現実の区別が観客である自分は区別つかなかったけど、実はこの夢ってココネかお母さんの過去にあったことなのかな?とか思っていましたが、本当にただの昼寝での出来事でした。
HPにある予告編でも、「全てを知るために彼女は眠る」とかかっこいいこと言ってるけど、別に意思を持って眠ってるのなんてほんのわずかじゃん!結局、眠ると夢と現実がつながるという、一番大きな謎、残されたままですけど!!
内容はハチャメチャ過ぎて、全くついていけなかったけど、ココネの役をやっている声優さん、うまいなーなんて見てたら、高畑充希だった。「この世界の片隅に」のすず役をやっていた「のん」もうまかったけど、女優さんも色々できるんだなー。
絵についても好きな絵柄だっただけに、内容が悔やまれる。
最後に、「心根一つで人は空も飛べるはず」って頻繁に出てきたフレーズ、結局どこにかかっているのか、さっぱりわからんかった。自分の読解力のなさが原因でしょうか。
色々罵倒してしまいましたが、こうやって話のネタになることは間違いないので、興味のある方は是非映画館に足を運んでくださいな。