PCゲーム「G線上の魔王」が人気あるから秋葉原に行って買ってきたよ。アドベンチャーゲームは面白い!(超ネタばれあり)
基本的にゲームってやらないんだけど、アニメみたいに物語を見るのは好きなので、アドベンチャーゲームはたまに買うんだよね。ってかほとんどそれしかやらない。
でも最近、コンシューマー向けのソフトでやりたいアドベンチャーゲームがない。評価が高いのを試しに買ってみても、なんか引き込まれなくて「リトルバスターズ」とか途中でやめてしまった(ファンの人、ごめんなさい・・・)。
やはり無理に続けようとするとつまらなくなってしまうんだよね。「リトルバスターズ」の前には「クロスチャンネル」もやってみて、途中でつまらなくなったけど、頑張って最後までやってみた。
でも本来ゲームは苦しんでやるものではないので、自分には合わない作品だったと気持ちを切り替え、普段やっていないPCゲームならもっとアドベンチャーで名作があるのではないか、と考えた。
んで調べてみると、「G線上の魔王」がとても面白いという口コミがあった。調べてみると、発売日が2008年。10年も前の作品で未だ語り継がれているのに興味が湧いた。
シナリオライターは「るーすぼーい」。「車輪の国、向日葵の少女」を書いた人らしい。おー!これは期待できそうだ。
近場には中古PCゲームは売っていないし、メルカリやアマゾンだと高いんだよね。10年も前のゲームなのに、4000円超えてるってないでしょ!
そういえば、秋葉原で一人焼肉ができるお店があった。そこに行くついでにゲームを探しに行くか!と勇み足で秋葉原へと向かった。
焼肉を堪能した後、自分が以前行っていたPCゲーム屋「紙風船」に行ってみると・・・
何と閉店している!!
以前、「穢翼のユースティア」を探しに来たとき、ここが一番安かったから、いの一番で来たのに残念である。なんでも、今後はネットショップとしてやっていくらしい。俺は今日購入してすぐプレイしたいんだよ!
気を取り直して、いくつかのPCゲームショップに足を運んだが、どこも高い。一番安かったので4500円もする。メルカリの方が安いじゃんか・・・
ここまで来たからには後には引けん!と結局購入。往復の電車賃が1500円ぐらいするから、実質6000円ぐらいかかっているけど、臭いものにはふたをする。焼肉食べに来たからいいのだと自分に言い聞かせる。
初回限定盤には原画集が同梱しており、とにかくかさばる。でも大人なゲームを手に持って歩くのも気が引けるので無理やり鞄に突っ込んだ。
重い・・・
ようやく家に帰りゲームを立ち上げる。古いゲームだからか、毎回CD入れないと起動しないのね。ちょっと面倒だが、感動には代えられないのだ。
俺のPCはWindows7で、動作対象外だったけど、普通に動いた。 操作は今までのアドベンチャーゲームとなんら変わりない。
宇佐美とか栄一とかめっちゃいいキャラしてる。コントみたいなテンポ良い面白い会話にすごく惹きこまれた。あと、花音の声、結構好き。
主人公である京介がしょっちゅう記憶失うし、宇佐美も疑っているかのようなセリフを言うから、ずっと京介が魔王だと思ってた。ミスリードに思いっきりひっかかっていました。
もうちょっと、宇佐美が魔王との頭脳戦で善戦してくれることを期待したが、やはり魔王は一枚も二枚も上。宇佐美一人では完敗だった。でも、魔王の動きを読んで追いつめようとする展開は熱かった!
ただ、過去の話から4人家族だった、というセリフを見たときに、謎が解けてしまって、ちょっと興奮が冷めてしまったのはマイナス。ここはもうちょっと工夫してほしかったっス。
そして事件が解決したと思いきや、一難去って、また一難のハラハラする展開。次がどうなるか気になって、ここで止めようと思うのに、止められず夜中までプレイする日々。
本当にプレイしてよかったなー。単調なシナリオだとすぐ飽きちゃうけど、このゲームはそういう気持ちに一度もならなかった。
彩音の「Close your eyes」が流れてくるシーンはめちゃくちゃ感動。ってか切なすぎ。せっかく二人幸せになれるかと思ったのに、そうはさせてくれず、相手を思って一人で罪をかぶる。
殺人犯の近くにいてはいけない。俺のことを思うなら、どうすればいいか分かるな?ってシーン、ある意味拷問。マジで泣けました。
名作の名に恥じぬ、アドベンチャー好きなら、絶対にやったほうがいい作品でした。
実はこの記事書いている3か月ぐらい前にクリアしたんだけど、あんまりブログ書く意欲なくて、結局今になってしまった。
おかげでしばらくプレイ内容が思い出せなかった。でもとても面白く、感動した感情は強く残っていた。
ブログ書いているうちにまたやりたくなってきたな~。内容分かってるけど、それでもラストは何度見てもいいんだ。
これに匹敵するアドベンチャーゲーム、他にないかな。知ってたら誰か教えておくれ。