考え方は人それぞれ。変わっていない人はいないのです。
「変わった考え方だよね」
「異質な存在」
「ベジータ?」
なんてことを言われたりする。今の会社に転職してから10年が経とうとしているが、別に一線を画したことをやろうと思ったこともないし、俺はこいつらとは違う、なんて発想を持っているわけでもない。
ごくごく、普通に頭に浮かんだことを話しているだけなのだ。それを独特とか言われても、いまいちピンとこない。
みんな色んな考え方があって、それぞれの人生を歩いてきたんだから、みんなだって独特の考えを持っていると思うし。
ただ上司の顔色を伺わずに、あえて空気を読まないで発言をしたりすることはあるけどね。顔色伺うのなんて大嫌いだし、好かれようと思ってもない。評価されたいなんてことも、ここ何年かで思わなくなってきたし。好きに評価すればいい。
だから大胆な事を言える。YesとかNoをはっきり言うことができる。
そういう部分が独特と評される所以なのだろうか。
はっきり物を言わないで、後で陰でごにょごにょ言う人があまり好きではない。そりゃ自分だって0%かと言われたらそんなことはないのだが、あまりにも直接話せばいいじゃん!ってことを言わない人達が多いことに辟易する。
そういう人とは距離をとるようにしている。愚痴りあう人達は「ああすればいいのに」「こうすればいいのに」って愚痴るからお互いの意見がある意味、すりあわされる。だから似通った意見を持つようになるのだろうか。
その人達と距離をとっていると、冒頭のように、ベジータ扱いされることになる。
まあいいけど。惑星ベジータの王様だし。孤高の戦士だし。あんなツンデレじゃないけど。末っ子だけど。
家のブルマ(43)はベジータ扱いしてくれない。僕が仕事帰りにマンガ喫茶行きたいって言うと、我が家に一つしかないノートパソコンを独占できるので、喜ばれる。「早く帰ってきちゃう?」だって。扱いがヤムチャだ。
とどのつまり、何が言いたいかって言うと、僕はヤムチャだってことだ。