大井川鐵道を見てこよう その1
昨日は顔が猛烈に痒くなり、何度も夜中に目覚めた。そのおかげで、8時間も睡眠時間を確保したにも関わらず、眠い。
ギリギリまで布団にいた結果、コンビニで買ったオニギリを、駅のホームで食べることになった。やはり眠い。
今は静岡にある、大井川鐵道に向かっている最中だ。いつもはブログを家のPCでまとめて書いているが、今日はスマホでリアルタイムに書いている。
天気は快晴。今週はずっと雨だったのにすこぶる運がいい。ただし、今日はハードスケジュール。8:35の電車に乗って、ただ往復するだけなのに、家までの最寄りの駅である海老名に到着するのは、23:30頃だ。
家まで自転車で40分かかるので、完全に午前様となる。ちなみに、駅から降りて散策したり、ご飯を優雅に食べている時間はない。
唯一の時間は、終点である井川駅で、往復のために電車を待つ30分程の時間のみ。それ以外は電車に乗っているか、乗り換えの移動時間となる。約15時間を電車の中で過ごすわけだ。そして、乗り遅れ・乗り過ごしなどのミスは一つも許されない。やっちまったらゲームオーバーである。家に引き換えすか、何処かに泊まることとなる。
人間、やる気になれば、簡単に行動出来るものだ。秘境駅を調べてたときに、この大井川鐵道にいくつかあることを知って、最寄り駅からのルートを調べたら行けないことはない、と分かった。後は何も考えず、朝、家を出ればいいだけ。
余計なことをゴチャゴチャ考えるから決断が鈍る、ということを体験を持って理解できてきた。自転車で駅に向かう途中、ちょっとしんどいかも…なんて感情も浮かんだが、一度家を出てしまえばこっちのものだ。
いつものように駅メモを起動し、駅を過ぎる度にチェックイン。隙間時間にブログを書いている。めっっちゃ忙しい。
今は小田原。これから熱海行きの電車に乗る。流石にこっち方面の電車内は空いている。座って旅ができるのはありがたいぜ。あっ!今、思ったけど、トイレに行ける時間があんまりない。お茶をグビグビ飲んでいたが、自粛しておかないとやばい。車内でお漏らし発射オーライ、なんてことになりたくない。
車窓から見える海がとてもキラキラしてきれいだ。人も少なく、ゆっくり時間が進んでいるような錯覚に陥る。
同僚があくせくと仕事をしてるであろう、この時間にちょっとの申し訳なさと、自分がやった仕事にトラブルが発生してないか、と不安を感じながらも、人は楽しく生きる権利があるのだ、と心のなかで何度も唱えながら、目的地へと進んでいくのであった。