「半沢直樹」ちょっと過剰演出しすぎじゃないか?
前作の半沢直樹を見てからというもの、小説も「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」と全部読むぐらいファンになり、今回のドラマ化も楽しみで、コロナで放送延期が決まった時には、行きたいライブチケットが取れなかったぐらいショックだったし、ホント、待ちに待った。
ライブレベル的には水樹奈々。
一度くらいチケット当選したっていいじゃないか。全敗だぞ。ちくしょう!
すみません。取り乱しました。
話を戻すと、もちろん、全話かかさず見ていてね、1話とか1時間半があっという間に経つぐらい、画面に集中できたし、お腹いっぱいって思えるほど楽しかった。ドライアイが再発するぐらい、瞬きしないで集中してたね。もうカピカピ。
作中の上戸彩ぐらい、潤いがほしいわけ。色んなとこに。
相変わらず、半沢さんは色んな人を敵にまわすし、みんなの前で人をこき下ろすしね、そりゃ出向の危機になるわなw それでもピンチを切り抜けるまでの盛り上げ方とかね、手に汗握るわけよ。ついでにパンツもぐっしょり。更年期障害か!?
ただ、段々と話が進むにつれてさ、演出なんだろうけど、過剰な演技が増えてきてね、とにかく目立ち過ぎ。正直、醒めてしまう時がある。
大の大人がね、
「お前の負けー!!!」とかみんなの前で言わないだろw
その他にも、
「お・し・ま・い・DEATH」
「頭取も沈…ヴォォツ!」
「詫びろ、詫びろ、詫びろ、詫びろ、詫びろ・・・・・・」
「お・ね・が・い・し・ま・す」
・・・・・・
さらには白井大臣まで、
「わ・か・り・ま・す・よ・ね?」
とかさ、子供でもこんな厭味ったらしい言い方しねーぞ!と。そりゃ、半沢も待ちきれず、セリフ全部言わさずに話被せるわ。
さらにはさ、あの半沢さんが大和田と共闘して、曾根崎に寄ってたかって、
「さあ!さあ!さあ!さあ!」
とか言い出すからさ、半沢さんだけはいつものテンションでいてほしかったのに、とうとう、あなたまで浸食されてしまいましたか、そうですか。
それでもね、話自体は面白いから見ちゃうけど。
もう少し演技を抑えて、話に集中させていただきたいものだ。おそらく、視聴者がこういう言動で盛り上がっちゃってるから、それを制作者側も意識して、あえて増やしてるんだろうけどね、視聴者に擦り寄りすぎというか、ゴマを擦ってるというか。。。
さらに言うとね、大和田さんにはどっしりと構えてもらいたいのよ。今の段階だと小物感が半端なくてね、国を代表する銀行の常務にまでなった男なんだからさ、半沢の後押しをもうちょっとカッコよくやるとか、アイディアを授けるとかさ、活躍の場を与えてほしいのね。取締役会でウロチョロしてばかりいないでさw
今のところ、一番かっこいいのは中野渡頭取で間違いない。しゃべらなくても、どっしりと構えてさ、あの表情だけで伝わるんだからw
つまりね、
来週も楽しみにしています、ということです。はい。