被害妄想をなくすのって激難しい・・・
人の目を気にしてきた人生を送ってきたからか、それともみんな同じなのか分からないけど、被害妄想をすることが多い。
本当に何にも起こっていないのだ。でも例えば自分のあまり好きではない人達がコソコソ話を自分の近くでしているとする。
そうすると妄想トリガーが発動します。
本当に意識が妄想だけに集中している感じ。
頭の中では、自分が悪口を直接言われている絵が浮かぶ。そして、自分がそれをどうやり返そうかシミュレートして、言い返したり、暴力をふるったり、と俺の脳内はいつも忙しい(※念を押しますが、あくまで脳内での出来事です)
こんな時は、「あ、またスイッチ入っちゃった!」なんて意識的に被害妄想を切ろうとする。これをひたすら繰り返す。
しかし一度スイッチが入った後は、ストレスや怒りも実際たまる。文句を言われていないのに、言われたような体験をしたからだ。
これって普通?誰もが程度の差はあれど、体験していることなのだろうか?分からない。でもやっぱり何か普通じゃないような気がする。
ネットで被害妄想について調べてみた。
被害妄想の原因の一つ。被害妄想を治したい方へ。プラスな解釈にすれば「深く固く繰り返し思い込む力が強い」という事です。 | 幸せの種「気づき」
こちらのサイトで書かれている被害妄想とは、「非合理的かつ訂正不能な思い込み」のことを指すらしい。
1、「非合理的」 (正しい道筋の無い考え方)
2、「訂正不能」 (間違ってる理由を説明しても訂正できない)
3、「思い込み」 (深く信じ込んでいる)
この1~3がセットになり強い力が働いているのが「妄想」らしい。
「思い込み」は強いと思う。脳内で勝手に悪口へと変換している時点で、「非合理的」にも当てはまるか。でも、訂正不能ってわけじゃない。だって自分が被害妄想してるって理解しているわけだし。
そこまで悪い症状ではないってことだろうか。
「思い込む」というのは、「深く心に思う、固く心に決める」ことです。被害妄想は被害にあっていると「勘違い」して深く、固く、そして、繰り返した結果、思い込んでしまったということになります。人は、あの青空を見て「宇宙船がある」なんて勘違いはしませんよね。勘違いをする時って「似ているものがある…」から勘違いしてしまうこともあるんですよね。
つまり、過去の経験から何度も深く、繰り返したことが思い込みになってしまっているということだ。
過去の経験でいうと、小学校時代にいじめられていたことがある。
その頃流行っていたスラムダンクから「ゴリ」と言われるようになった。それが何か嫌だった。どこからどう見ても、自分よりゴリラ面の中心人物が周りとはやしたてる。
当時の俺は運動神経がかなり高く、ガタイもよかったため、1対1で悪口を言ってくるやつはいなかった。でも集団になると、クラスの中心人物達は強気になる。
一緒に「どろじゅん」をやろう、ということになった時、自分が隠れていたら、そのまま自転車でみんな逃げて行ったことがある。あの時は家に帰って泣いた。
帰宅時、俺が遠くに行ったのを見計らって、「ゴ~リ!!」と大声でみんな笑いながら言ってたりとか。誰が悪口言っているか、神経をとがらせていた気がする。
でも元来負けん気の強い俺は、負けてたまるかと肩ひじを張り、ある意味、力でねじ伏せてきた。舐められてたまるかと思い、睨みをきかせたり、個々に脅したりしていた。
中学に入ってからは大分減ったが、そんな出来事を経験して今の自分がいる。
だから周りの目を気にしたり、何か悪く言われているという「思い込み」がこびりついてしまったのかもしれない。
本当に頑固な汚れ。キッチンハイターで洗浄したいが、あいにく持ち合わせがない。
だから、ポケットに入っている激落ち君でちょっとずつ削っていくしかないのだ。
本当に気の遠くなるような作業だが、少しでも減ってくれるとありがたいな。