転職したい!でも求人情報を見るのが怖いって気持ちある? その6
今の会社に飽きた、つまらないと感じている自分がいる。一番手っ取り早いのは転職することだよね。
ただ、 転職活動をしようとしても恐れが先行して動けなかったり、しんどく感じてしまう人もいる。自分がまさにそれだ。
何故そのような状態に陥ってしまうのか? 自分の気持ちを理解し克服するためにはやはり、その恐れと向き合う必要がある。
今回は転職への恐れや、カウンセリングを通じて自分が感じ、行動したことを書こうと思う。同じように辛さを感じている人への一助になれば幸いだ。
ちなみにこの記事は前回までとはタイトルが違う。もし興味があれば過去記事も見ていただけるとうれしい。
求人情報を見るのがつらい
転職活動をするにあたって、最初にやるべきは求人情報を見ることだ。やりたい!と思えた仕事があって、それに対応した履歴書なり職務経歴書を書くよね。
でも、当時の自分はリクナビなりの転職サイトを見るのがすでに辛い。4~5件ぐらいみると、もうエネルギーはゼロよ!状態。疲れてだんだん嫌になってしまうんだ。
その理由を今まで考えることができなかった。
正確に言うと、考えることが浮かばなかったんだ。おかしいよね。自分の気持ちに向き合う、という発想が出ないなんて。
AC(アダルトチルドレン)には、自分の気持ちが分からない、という人がいる。自分もその一人なんだけど、小さいころの家庭環境が原因のことが多い。
他人の顔色や評価をうかがって生きると、自分より周りの気持ちを優先してしまう。その結果、自分のことを考える習慣がつかない。
だから当時は、漠然と転職活動は疲れるもの、という風に思うぐらいしかできなかった。
でも今では、3年もカウンセリングを受けてることもあって、だんだん自分を見つめられるようになってきている。
そして、求人情報を見るだけで疲れたりしんどくなったりする原因について、「何故?」を繰り返し自問することで、ちょっとずつ分かってきた。
それは、「やりたいことを決められないから」である。
「やりたいことが見つからない」ではないの??
最初は「やりたいことが見つからない」からだと思っていた。だって、どの求人にも応募に至らなかったから。
そこで、1つ1つの求人情報でポジティブ・ネガティブ部分を洗い出してみた。すると、ポジティブな部分もでてくるのが分かる。
例えば、
・昔あこがれたゲーム業界に関わってみたい
・アイデアを出し合い企画するのが好き
・WEBデザイナーに興味がある
・研修環境が充実しているところも結構ある。未経験でも入りやすそう
等
しかし悪い面はそれ以上に多い
・全国転勤は嫌だ
・決めた業界・職種が失敗だったらどうしよう?年齢的に次を望めるのか?
・通勤が2時間かかるのはしんどい
・スーツが嫌い。特にネクタイ
・毎回募集してるから、ブラック企業なんだろうな、という先入観
・研修できる体制があるのに、業務的に難しそうと感じる。自分に自信がない
・面白そうと感じる以上に難しそう、出来なそうと感じる
ポジティブ部分を見る限り、「やりたいと思っていること」はあるようだ。しかし、それ以上にマイナス面ばかり見ているから、やりたくないものばかりになってしまう。
これでは社会不適合者に他ならないw
自分の希望に対して、完璧に一致する条件のものなんてない。部分的には不一致なものもあるのが当たり前だ。でも、それを求めてしまっているんだよね。
青い鳥症候群ってやつだ。
社会が自分に合うのを待つのではなく、自分が社会に合わせる必要がある。
どうやって脱却するのか?
やはりマイナス面を見つめ直し、何故ネガティブに感じてしまうのかを紐解く必要がある。
カウンセリングの先生曰く、
1.しんどくならない程度に、求人情報を見続けること。
2.ポジティブ、ネガティブ部分を洗い出してみる。
3.何件も繰り返すこと。
4.ネガティブ部分で共通になっているものを探しだす。
これを続けることで、根っこにあるネガティブ要素が分かってくるから、それに対してのPDCAを考えていきましょう、ということだった。
具体的な問題が分かって、初めて具体的な対策が練れる。今までは自分の気持ちと向き合えなかったから、ひたすら求人情報を見て、その結果応募したいのがないと嘆くだけだった。
これをやることによって、自分がどう変わっていくのか、少し楽しみである。ブログにその成果を書いていこうと思う。似たような思いを持っている人がいたら、是非試してほしい。