わたらせ渓谷鐵道に行ってみる。 その2
小田急で新宿まで出て、湘南新宿ラインに乗り、小山駅で両毛線に乗り換える。以前の記憶の両毛線よりは田舎って感じがしない。
4駅先にある、岩舟駅で下車。ホームには僕しかいない。こんなところに何の用があるのだ、という目で見られた気がしないでもないが、気にしない。それにしても企業の広告看板のようなものが何もないし、簡素というかシンプルというか、本当何もない(笑)
ま、とりあえず次の電車までジャスト1時間あるので、秒速5センチメートルで見た駅を堪能しようではないか。
しかしまあ、景色を見ても、全然ピンとこない。アニメでは雪の夜だったこともあり、昼間の見覚えのない景色に全く感動できないわ。改札出てすぐの場所も若干変わっているような気がする。
券売機も新しいものになってた…
20枚ほどあちこちで写真を取り、帰ったらアニメを見返そう、と固い決意をした後、やることがなくなった僕は、ホームでラノベを読みながら電車を待つことにした。
到着した電車の中は、僕が乗ってきた電車より遥かに混み合っていて、座ることすらままならない。さっきは1車輌に5人ぐらいしかいなかったのに誤算である。
周りを見渡すと、部活動なのだろうか、ジャージ姿の学生が多い。サッカー部だった中学時代を思い出し、少しだけ羨ましさを感じる。安西先生、サッカーがしたいです・・・
ようやく座れたのは富田駅からだった。確か、ここから徒歩であしかがフラワーパークに行った記憶があるが、今年の4月から、「あしかがフラワーパーク駅」が出来た模様。
以前GWに行ったときは、確か富田駅から、大名行列のように人が連なって、20分ぐらい歩いて行ったんだよね。
電車内も超満員でしんどかったし、帰りの駅のホームでは、地面に寝そべったり、レジャーシートを敷いて座ってたりする外国人観光客で、無法地帯と化していた。
難民キャンプか!とツッコミを入れたくなるような有様に、若干のトラウマが植え付けられたのを思い出す。フラワーパークを過ぎると、辺り一面に住宅地が増えてきた。大井川鐵道周辺に比べると、そこまで田舎ではないかな。
ちなみに僕が降りた岩舟駅ではお店が一つもなかった。食料を調達できると思ってたのに、とんだ誤算だ。
それにしても腹減った。