最近、言葉が出てこない
職場では悪鬼が如く、製造スタッフに罵詈雑言、同僚の女子スタッフへのセクハラ、上司のPCに接着剤をつける、社内に置かれている観葉植物に除草剤を振り撒く、エレベーターから降りる際に、全部の階のボタンを押すなど、残虐の限りを尽くす僕だが、家に帰るとそれはそれはおとなしい一人の少年(37)。
さーて、今日もブログでも書こうかなーなんてピクニックフェイスでPCに向かうのだけれど、言葉が全く思い浮かばない。「あの言葉、なんだっけ?」なんてのがしょっちゅう。気付くとそれは夜中の1時。どうやら気を失ってしまうようだ。
「ア」から始まるんだけどなーなんて思っても、最初に浮かぶのは排泄器官。次に「蒼井〇ら」。それ以外何も浮かばない。日頃から仕事をしているときでも、そういうことしか考えていない弊害がここにきてでたか。
それはそうと、今日も「イ」から始まる大人な言葉って何だろうなーとウキウキ気分で通勤するのだけれど、脳に靄がかかったような状態になっていて、ボーっとすることが多い。
くも膜下出血って、クモの巣みたいなのが、脳に張り巡らされていて、脳に靄がかかったような感じになって何かしらないけど出血しちゃう症状のことじゃねーの!?と本気で心配したのが去年の夏。どうやらそれは杞憂に終わったようだ。
精神鑑定、肉体測定、IQテスト、小宇宙レベル、陰毛の縮れ具合、女子高生を見たときの興奮度、おかんがおとんに見えるなど、どれをとっても特におかしいところはない。あらゆるところから分析した結果、僕は疲れているという結論に達した。
そりゃそうだ。週5日働いて、夜7時には帰って、ご飯食べてお風呂入ってゲームして11時には寝て朝5時半には起きる、なんて生活してるんだから。めっちゃ規則正しいじゃねーか。相対的に見ると、あんまり働いていないように感じるが、疲れだけは一丁前に人並み以上。レベルがあがっても防御力ばかり上がって、HPは1ケタのまま。だからひたすら貝のように閉じこもる戦略しかとれない。誰かが敵を倒してくれるのをじっと待つのだ。ニフラム覚えたい。
こういう時は見ず知らずの老人に罵声を浴びせるに限る。今日も街行く無抵抗な人々に鼻をかんだティッシュを投げつけ、「namco」の看板があったら「n」と「m」を入れ替え、リア充カップルが全員別れますようにと日課であるお祈りをして、僕は今日も生きていく。