「自分の人生を歩く」 日々徒然日記

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行ってみた、やってみた、食べてみた、見てみたことを書き連ねるブログ。主にアニメ・マンガ・ゲーム・観光地・外食の感想中心

就職活動や仕事についての葛藤や苦しみと脱却にむけて その3

営業は自分には向かない、所長は仕事を押し付けてサボる。朝8時に来て、夜10時過ぎまで働く毎日。年明けになると、忙しさで土曜も出勤になる。色々フラストレーションがたまり、ついには朝、玄関でうずくまってしまった。いつもしんどそうにいる自分を見かねて、いずれ嫁となる彼女がもうやめて構わない、そう言ってくれた。

せっかく何とかなれた正社員はちょうど1年間しか続かなかった。どうしようもなく辛かった自分は後先考えずにまず辞めることを考えた。本社の人事部長に告げ、間接的に営業所長に伝わる。自分はかなりムカついていたため、むこうがどう思おうが構わないとほとんど会話をしなかった。

最低限自分のやれることだけをやり、1週間後で構わないと言われたので、すぐに退職した。同僚のみんなにはとても優しくしてもらった。最後にはお別れ会も開いてくれ、本当に感謝していた。

辞めてからは、数日休み、再び就職活動を始めた。貯金はそこそこあったので、しばらく働かないで就職活動に専念できる余裕はあった。しかしやはり根本的なことは変わらないらしく、何がやりたいのかはさっぱりわからない。また同じ状況に戻ってしまったのである。

求人情報を見ても、ここに行きたい!と思う案件が極めて少ない。たまにあっても、書類選考で不採用。そうこうしているうちに、貯蓄も少なくなり、再び派遣スタッフとして働きながら就職活動を行うしかなくなる。

結局1年もの間、こんな状況が続いた。ある日、彼女が働いていたところを辞めるというので、その会社の内情や社風を聞いていた自分はチャンスかもと思った。そこは外資系でアルバイト入社でも実力があればすぐに社員になれる、と聞いていたからだ。

敷居が高くないし、社員になれるのであれば、1年たっていて焦っていた俺はすぐに嫁から口を聞いてもらい、面接にこぎつけた。それが今働いている会社である。今年でもう8年目になる。

アルバイト入社だったが、4か月後には正社員になれた。残業代もきっちり出るし、評価もしてくれる。安定した収入を得ることができ、ようやく彼女と結婚もできた。同棲して6年目のことだった。とても長かった。

Excelは入社してから猛勉強をした。おかげで今ではマクロを扱えるまでになり、ほとんどの事務作業はマクロを使いながらデータを算出している。英語も自分なりに猛勉強した。理系で英語を捨てていた自分だったが、TOEICで700点も取れるようになり、たまにくる英文メールを読み、返事を返せるようにもなった。

でも当時は全て社会に必要とされる人材でありたい、という重要感を満たすためであり、やりたいことではなく、やっておいたほうが将来役に立つからやるべき、という考えであった。

自分を義務で縛り付けていた。それが正しくないことだと思わなかった。常に将来のことばかり見据えて自己啓発本を読んだり、勉強をした。
そしてそれはやはり無理が生じるのである。

その4に続く


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