「自分の人生を歩く」 日々徒然日記

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行ってみた、やってみた、食べてみた、見てみたことを書き連ねるブログ。主にアニメ・マンガ・ゲーム・観光地・外食の感想中心

就職活動や仕事についての葛藤や苦しみと脱却にむけて その2

その会社はとっても体育会系気質で、まず営業所長が出勤する前までに出社し、所長が帰るまでは帰っていけない不文律があった。当時の自分はとにかく一生懸命頑張らねばと思っていたので、誰よりも早くきて、誰よりも遅く帰った。

 

自分の仕事は所長の営業補助。一緒に同じ地域を周り、いずれ自分がその地域を担当することになる、ということだった。所長は全国でもトップレベルの売上を誇るらしく、しかし腰が痛くて荷物が運べない。ハイエースのバックミラーが見えなくなるまで、納品物を積み、運転をするのは自分の仕事になる。しかし、ほとんど運転をしたことなかった自分がハイエース、しかもバックミラーが見れない状態、しかも納品先はせまい道にあることが多い。

 

少しでも乱暴な運転をすると、しっかり積まれていない荷物が荷崩れを起こし、びくびくしながら運転したものだ。初めての首都高では制限速度60kmを守って笑われた。カーブでサイドミラーを壁にぶつけ、めちゃめちゃ怒られた・・・営業所の駐車場がとてもせまく、何度も切り替えして、ようやく入れられた。何もかもがとても大変だった。

 

基本的にルート営業だったので、最初は所長と一緒にまわったが、1か月もすると、ルートを自分で考え、営業先には自分一人で行くようになった。所長は営業先と会うと長引いてしまうからといって、いつも助手席で寝て待っていた。時にはパチンコ屋に所長をおろしたり、所長の自宅におろしたりしていた。要はサボりである。

 

肝心の営業先での自分は正直、うまくやれているとは思わなかった。会話が浮かばない。経営者は大体年配の方が多いのだが、昔話を聞くことになる。正直、どうでもいい。面白いとも思わない。仲良くなりたいとも思わない。でもしなければいけないという葛藤に苦しむ。佐川急便みたいに、納品物だけ置いてとっとと去りたいとよく思ったものだ。

 

 所長の振る舞いや深夜まで続く残業と重なりフラストレーションはどんどんたまる一方であった。

 

その3に続く


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