「自分の人生を歩く」 日々徒然日記

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「自分の人生を歩く」 日々徒然日記

行ってみた、やってみた、食べてみた、見てみたことを書き連ねるブログ。主にアニメ・マンガ・ゲーム・観光地・外食の感想中心

PCアドベンチャーゲーム「穢翼のユースティア」を買ってみた(ネタバレあり)

以前、好きなアドベンチャーゲームランキングなるものを記事にしたとき、そういえば、PCゲームにもアドベンチャーゲームはあるのに、全くやったことがない、ということに気が付いた。

 

PCゲームっていうと、アダルトゲームがほとんどだし、PCのスペックも低いので敬遠していたんだけど、きっとその中でも面白いものがあるかもしれない。

 

そんで、グーグル先生に「PCゲーム アドベンチャーゲーム おすすめ」で検索かけたところ、聞いたこともないゲームがいくつも出てくる。

 

そのなかでも気になったのが、「穢翼のユースティア」だった。製作元がオーガストだし、そういえば、「夜明け前より瑠璃色な」が面白くて、それもオーガスト作品だったと思い出す。

 

それじゃ買ってみるかとメルカリやアマゾンを検索するも、中古でも結構高い。でもすぐやりたい。

 

翌日、さっそく秋葉原に行き、何軒もハシゴしてようやく安い中古品を手に入れた。電車の往復と昼飯代を考えると、絶対にネットのほうが安くあがったのは気にしない。気にしちゃいけない。

 

結局18禁ものなので、嫁に見られちゃまずい。この作品の場合、エロシーンなんておまけみたいなもんだけど、箱の裏面にはあられもない姿が写っているので、どこかに隠さなくちゃいかん。

 

PCゲームって箱がかさばるので、ゲームの隠し場所にちょっと困ったのはいい思い出だ。インストールし、ショートカットをフォルダの奥深くに置くのも忘れない。

 

ようやく準備万端だ。

 

さっそくゲームを開始。PCゲームをやるのが「11 eyes」以来だったので、絵がとてもきれいなのに驚く。

 

トーリーは他アドベンチャーゲーム同様、物語途中で出てくる選択肢によって分岐する。本作のメインヒロインであるティア編には、すべてのヒロインといちゃいちゃするのをあきらめ、物語を先に進めなければいけない。

 

フィオネ⇒エリス⇒コレット⇒リシア編の順でシナリオは進んでいき、最後のティア編で全ての謎が解き明かされるようになっている。

 

例えばヒロインの一人であるフィオネの個別ルートに入ると、物語の謎がほとんど分からないまま終わってしまう。ハッピーエンドではあるけどね。

 

ネットの攻略情報を見ながら、1週間かけてようやく全ルートをクリアしたんだけど、ここからは個別ルート毎に感想を述べていくよ。

 

フィオネ

黒羽をつかまえるため、カイムと協力することになる羽狩り団長のフィオネ。不審をいだきながら一緒に活動していたが、段々と信頼関係が生まれていくのがいい。

 

個別ルートでは唯一結婚までこぎつけるほどハッピーエンドに見えるが、治癒院の謎とか、グラン・フォルテとかそっちのけかい!って感じで終わる。

 

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個別ルートに入らないと、兄である黒羽を殺したカイムに恨みを抱いてしまうんだが、その誤解が最後まで解けないのはちょっと悲しかった。

 

ティアがこっそり教えてあげる展開を期待してたんだけどね。

 

エリス編

正直、あまり好きではなかったエリス編。狂信的な程、カイムに執着していて、カイムの気を引くためなら、何だってしようとするなど、もはや病気である。両親に放置されて育ったので、性格がゆがむのはしょうがないけどね。

 

ティアやメルトなど自分とカイム以外を邪険にするなど、どうもエリスに感情移入できなかったのはマイナスポイントだ。

 

この病的なままでカイムと結ばれるのは、果たしてハッピーエンドなのだろうか疑問に残る。ティア編に進んだときのエリスのほうが、精神状態的にはハッピーである。

 

コレット

牢獄での最初の登場シーンからは思いもよらない、ツンデレで負けず嫌いの聖女様というギャップに魅力を感じる。

 

大崩落=グラン・フォルテが起きないよう、毎日朝・夕に祈りを捧げる、この街を支えてきたコレット

 

しかし、実は祈っていなくても地震が起こるときは起こる。自分の力は何も影響しない。聖女の存在意義、それはグラン・フォルテが起きたときの住民の怒りの矛先を向けるためのものだったという事実。

 

自分の存在意義を考えてもしかたがないが、コレットは自分の信じた道を迷いなく突き進む。次ルートのリシア同様、とても芯がある強い人間だ。

 

結局、グラン・フォルテが起きてしまい、どう処刑を止めるのか気になっていたが、まさか下でジーク達が待っていて、処刑されたものと見せて普通の暮らしをする、という展開は考え着かなかった。

 

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ラヴィリアと姉妹のような関係で仲睦まじく暮らしていくのも俺的には好きな終わり方である。

 

ただ、メルトが死んでしまうのはいただけない。奇跡的に大ケガで済んだとか、記憶を失って別の家で保護されていたって展開を希望していたが、ついぞ、最後まで復活することがなかったこの失望感は半端ない。

 

リシア編

 コレット編を乗り越えると、ようやくリシアが初登場する。フィオネ編では姿形すら出てこない。中学生ぐらいの幼女だと思っていたのだが、主人公とのエロシーンもあるし、17、18歳ぐらいなんだろうか・・・

 

王様が病気になったため、事実上の君主であるリシアだが、実際は執政公ギルバルトが実権を握っている。

 

ギルバルトの言うことだから、と自分の目で物事を理解しようとしないリシア。牢獄に連れて行くことで、初めて自分に届く情報と実体が大きく乖離していたことに気付く。

 

「自分の信じる人間は自分が決める。自分の目でみて、自分の頭で考える」とギルバルトの操り人形から国王へと成長を遂げていくリシアがかっこいい。

 

こんな短期間でカイムやギルバルト、ルシウスとも駆け引きができるようになるとは・・・末恐ろしい王女である。

 

ティア編

正直、ティアがもっと報われる形で終わってほしかった。きれいな終わり方に見えるかもしれないが、2人で暮らそうとか言ってたじゃん。残されたカイムがかわいそうになってしまう。

 

ティアが犠牲にならないとカイムが生き残れないのは分かるが、カイムはそれでもいい、むしろわずかな時間でもティアと一緒にいたいと願っていた。

 

生まれてきた意味って、自分が犠牲になって人を救うことなのかと思うと、何だか悲しくなる。

 

ティアが生き残って、2人で語り合ったような暮らしをするエンディングだったらいいのに。別ルートだとか、全てのシナリオをコンプするとそのエンディングに達する、という設定だったらどれだけよかったものか。

 

このティア編が新のトゥルーエンドなんだろうが、それが一番悲しい終わり方だったな。

 

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最後に

悲しいお話だし、ところどころで批判もしましたが、総合的にはとてもいいストーリーだと思います。PCゲームをあなどって、今までやってこなかったことに後悔。

 

ただ、自分はハッピーエンドが好きなので、今度はもうちょっと明るい物語のゲームを買いたい。

 

嫁に見られないよう、常に別ブラウザを起動して、ワンクリックでyoutubeで音楽聞いてる風にカモフラージュしたり、プレイ中に間違って寝落ちしないよう気を付けたりと、面倒なこともあったけど、楽しかったので全て良し。